2014年08月15日

最近のお仕事@2014年夏

思い出したり発表になったりしたら随時追加します

【本】
7/17 キャラぱふぇ増刊まるごとほっぺちゃんブック KADOKAWA
 http://cp.dengeki.com/
 モモのお絵かき教室出張版/ほっぺちゃんの描き方講座 2P

7/25 現場がわかる 組込みソフトウェア開発 オーム社
 http://shop.ohmsha.co.jp/shopdetail/000000003864/
 本文カット担当

8/1 キャラぱふぇ KADOKAWA
 http://cp.dengeki.com/
 モモのおえかき教室出張版/ほっぺちゃんの描き方講座カット

8/7 おえかきひめ 学研教育出版
 http://hon.gakken.jp/magazine/2702990094
 おえかきひめ 4P
 初音ミク描き方講座カット&作例担当

8/9 女の子のためのクチコミ&投稿マガジン 学研パブリッシング
 http://cho-animedia.jp/
 ちっちゃな女帝姫乃立志伝 4P
 デジタル投稿の手引きコミック 2P
 描きおろし色紙プレゼント

【イラスト】
7/19〜9/30 別所線にのろう!北条まどか(長野県上田市)
 http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ipro/
 スタンプラリー用浴衣まどか描きおろし2点

8/31 第五回栗橋みなみ夏祭り(埼玉県久喜市)
 http://www.kurihashi373.jp/
 グッズ用栗橋みなみ・あかな描きおろし4点
posted by こより at 11:25| お仕事情報

2014年08月06日

知多娘。コミック辞退のお話について

以前ツイッターにて「落ち着き次第ご報告します」と言ったままそれっきりになってしまってました。
読んでいて楽しいお話でもないのですが、きちんとご説明する必要があるお話ですのでこちらで改めてご報告します。
遅くなりまして申し訳ありません。

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年単位でおまたせしてしまっていた、知多娘。のコミック化の執筆を、現状(将来的にも)私には皆さんにご満足頂ける形でお見せできるだけの力がないと判断しまして、今年の年明け頃にエンドゴールさんに辞退を申し入れました。
まずは、楽しみに待っていてくださっていた(宙花が描く描かないにかかわらず)知多娘。ファンの皆様と関係者様にこの場を借りてお詫び申し上げます。

理由は、以前からちょこちょことお話している体調不良です。
今回はそちらについて、ご納得頂けるかはわかりませんがきちんと状況をご説明させて頂ければと思います。
医学的なことはあまりよくわかっていないので、間違いなどありましたら申し訳ありません。
また、どうしても「私」の視点からのご説明になってしまうので、正確ではないところが出てしまうかもしれませんがご容赦ください。

学生時代にうつ病を発症・克服したのですが、7年ほど前に過労が原因で再発してしまい、それ以来ずっと治療を続けております。(宙花としてお仕事を初めてからずっと、という感じです)
最初の数年は「体調が悪くなったら薬を増やす」という方針のお医者様にかかっておりまして、薬は年々増えるものの、効果のある(私の症状・体質に合う)ものを処方して頂けていたおかげで大きな不調はそこまで起こらない…という状況が続いており、ある意味安定はしていました。

ですが、3年ほど前に仕事の状況や交通手段の都合で転院、今のお医者様にかかることになりました。
そちらの先生も薬物療法が中心ではあるものの、「減らせるものなら減らしたいし、無くても良いなら飲まないに越したことはない」という方針でした。
その時飲んでいた薬の中には女性の体にあまり良くない成分が含まれていたこともあり、先生のつとめで減薬・断薬を始めることにしました。
結果だけいうととても順調に減薬は進んでいます。一部の薬は断薬にも成功しています。
ですが、やはり離脱症状(減薬・断薬をしたときに反動で起こる不調)は避けられず、長い時では1ヶ月くらいまともに起き上がれない、使いものにならないという状態が続くこともあります。

ただ、私の場合は一度同じ病気を克服したことがあったので
「とにかく辛くても寝る、時間が過ぎるのを待つ、その時の衝動で不幸な結論を出さない、そうすればいずれ症状が軽くなってまた仕事ができるようになる」
ということもわかっていました。
調子が悪くて寝込んでいる期間は、どん底に落ちたのではなく自分が良くなるための治療の一環です。
(もちろんこれは個人差があると思いますが、少なくとも私の場合はこの繰り返しでなんとかやってます)

幸い私はそういった状況に理解・協力してくださるクライアントさんに恵まれており、発症後もずっとお付き合いを続けてくださっているクライアントさんや担当さんには本当に感謝しております。
エンドゴールさんもそういったクライアントさんのひとつで、私が回復して執筆できるようになるのをずっと待っててくださり、病気というプライベートに関わることが理由ということもあって事情はほぼ伏せた状態で対応してくださいました。

とはいえ、そういった治療に仕事先の方を巻き込み続けるわけにはもちろんいきません。
何度か執筆を再開させようとお打合せやご相談を重ねたのですが、離脱症状とそれで遅れたスケジュールを取り戻すことに追われて、さらに半年近く作品を完成させられない状況が続いてしまいました。
このままではいつ再開できるかわからないだけでなく、コミック連載の準備のためにお断りしてしまった知多娘。のイラストの依頼などもあり、私自身が知多娘。に何も貢献できていない、そして、完治に向けて減薬・断薬を続ける以上この状況は簡単に改善できるものではないということを感じました。

それならせめて、イラストだけでも描くことで企画に貢献することはできないか、と思いました。
コミックを描きたい気持ちも描く義務もあるけれど、この状況が続いて何も前に進まずに時間だけが過ぎるくらいなら、コミックは他の方に描いて頂いて、私はイラストを描きつつ完治を目指したほうが長い目で見れば「知多娘。」という企画としては多くの作品を外に出すことができるのでは…と考えました。
エンドゴールさんにもそういった事情をお伝えして、他の作家さんにお願いしようということになったのが今年の初め頃でした。

その後プライベートでお付き合いのある作家さんにお声がけしたところ、現在コミックを執筆してくださっている桂遊生丸先生がご相談に乗って下さり、あとはトントン拍子で連載開始となりました。
桂先生はマンガを描くことへの情熱、作品に対する姿勢や力の注ぎ方がほんとうに真摯な、命を削って描くタイプの作家さんです。
尊敬もしてるし憧れてもいるし作品も大好きだし、絶対すてきなものを描いてくれる!と思っていましたが、いざ出来上がったものを見てすごくびっくりしました。
「ああ、知多娘。ってこういう子たちだったんだなー」と思いました。

自分が描きたい、描かないといけない、と思っている間は、エンドゴールさんが見ているビジョン、ファンの皆さんが見ているビジョン、そして演じている娘ちゃんたちが見ているビジョンと自分の中の知多娘。がうまく融合せず、全部活かしてその中で自分らしさも出さないと、いいものをかかないと、みたいなプレッシャーや責任感やその他いろいろがごちゃまぜになって、全然気づいてなかったんですが苦しんでいたみたいです。
それが、桂先生の描かれたコミックを見た瞬間「あ、これだ!」ってストンと腑に落ちて、自分が途方に暮れていたことに気づいたというか。
改めて「ああ、私にはどう頑張ってもこのコミックは描けなかったな、桂先生に描いてもらえてほんとによかったな」と思ったことが、
”今後も「できること」「できないこと」「やるべきこと」「やらなくても大丈夫なこと」をきちんと考えながら、一番いいお仕事ができる方法を探っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。”
このツイッターでの発言につながっています。

実を言うと、マンガを描くことでの大きな挫折は二度目です。
一度目は学生時代に作品を完成させることができないと気づいたこと。
よくある「絵を描くのが楽しいだけでマンガを描くのが好きではないことに気づいてない」「完成させるだけの持続力がない」「マンガ家という職業になりたいだけ」みたいな、漫画家志望者あるあるの典型みたいなパターンでした。
ただ、この時も大きな挫折ではあったのですが、そこでつまずいて起き上がれなくなるのではなく「じゃあマンガじゃなくてイラストとかの方でなんとかならないかな」という気持ちの切り替えは早かった記憶があります。
今回もそんな感じで、「私には描けない!ムリだった!でも結果としてステキなものが世の中に出たのはいいことじゃないかな?」みたいな前向きさが挫折と同時に沸き上がってきました。

たくさんの人への申し訳ない気持ち、自分の力不足への悔しさ、いち社会人としての責任といったたくさんのものを感じ、背負ってはおりますが、ひとつの企画としてはむしろいい方向に進んでくれるのでは…と私個人は思っています。
今回ご迷惑をおかけした分も、許されるのであれば今後のお仕事でお返ししていきたいと思っています。

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どこまでご説明すればいいか、どこをはしょればいいかわからず、お詫びとしては不適切な内容になってしまっていたら申し訳ありません。
若い方々に物事を教える立場としても自身の不徳を公開するのは好ましいことではないと思うのですが、ちゃんと知りたいと思ってくださる方にはお伝えしたいし、だからといって深刻すぎると余計なご心配をおかけしてしまうし…と色々考えた結果、頭から出てきた言葉を綴るだけのものになってしまいました。

完全な断薬成功までにはまだまだ時間はかかると思いますし、焦ってリバウンドしたら元も子もないので、いまの状況を繰り返しながら仕事・体調ともに改善を目指していく他ありません。
ただ、今回のことがきっかけでより前向きに治療に取り組む気持ちも持てましたし、治療と仕事を両立させるためにアシスタントさんのお力を借りる等、いままで二の足を踏んでいたことを行動に移すこともできました。
今回の記事で沢山の人をがっかりさせたり、見限られてしまったりするだろうと思いますが、なんとかできるだけのことをしてお世話になった方や応援し続けてくださる方にご恩返しができればと思っています。

この歳になってもまだまだ至らない点が多く、ご心配のかけどおしですが、やれる限りは頑張りたいと思いますので今後もお付き合い頂けますと幸いです。
posted by こより at 09:07| テキスト日記